ある朝のことです。前日から「背中がなんかおかしい」と言っていた夫。「寝違えたのかな?」と軽く流していたのですが…
突然の激痛!!
翌朝、仕事の準備をしている最中に突然激痛に襲われました!
あまりの痛みにうずくまる夫を見て、小学生の子供たちもびっくり。「パパ、大丈夫?」と心配していましたが、時間も迫っていたので、何とか子供たちは学校へ送り出し、すぐに夫を病院へ連れて行くことに。
実はその時点で、「もしかしてこれ、尿管結石じゃない?」と私の頭には浮かんでいました。以前、「陣痛並みの痛み」と聞いたことがあったからです。ただ、どこの診療科に行くべきか迷いました。泌尿器科かな?でも、他の内臓の痛みかもしれない…。
迷った末、近所のかかりつけ内科に行くことにしました。その病院はCTやエコーなど設備が充実していて、幅広く診てもらえる安心感があったからです。そしてエコーの結果は…やっぱり尿管結石!医師によると、結石はすでに下の方まで降りてきていて、あと少しで排出される可能性が高いとのことでした。
陣痛並み…?
「陣痛並みに痛い」とは聞いていましたが、本当にその通りのようで。夫は脂汗をかきながら耐えていました。幸い、命に関わる病気ではないと分かり一安心しましたが、見ているこちらもハラハラでした。
思い返すと、夫の日頃の生活習慣が結石の原因になったのではと思います。水分をあまり摂らず、食生活も偏りがちで、運動もほとんどしない…。結石は、こうした生活習慣が大きく影響することがあるんですよね。今回の経験をきっかけに、家族全員で生活習慣を見直すことにしました。
結石を作らないために気をつけたい生活習慣
今回の経験を踏まえて、尿管結石を予防するために日々の生活で意識したいポイントをまとめました!
水分をしっかり摂る
尿管結石予防の基本は、十分な水分摂取。尿量が少ないと結石ができやすくなるため、1日1.5~2リットルを目安に水を飲むようにしましょう。特に、汗をかきやすい夏場は意識的に水分補給を!
バランスの良い食事を心がける
動物性タンパク質や塩分の摂りすぎは結石の原因になります。野菜や果物を取り入れたバランスの良い食事を意識し、カルシウムやマグネシウムも適度に摂るようにしましょう。
シュウ酸の摂りすぎに注意
ホウレンソウやナッツ類に含まれるシュウ酸は結石の原因になることがあります。ただし、これらを完全に避ける必要はなく、シュウ酸を含む食材を食べる際にはカルシウムを一緒に摂ると吸収が抑えられます。
適度な運動を取り入れる
運動不足は代謝を下げ、結石リスクを高めることも。毎日ウォーキングや軽いストレッチを取り入れるだけでも効果的です。
アルコールやカフェインの摂りすぎに注意
これらには利尿作用があり、体内の水分が失われやすくなります。適量を守るようにしましょう。
定期的な健康診断を受ける
どんなに気をつけてもリスクをゼロにすることは難しいため、健康診断で早めにリスクを発見し、対応することが大切です。
まとめ
今回の夫の尿管結石騒動は、家族にとって健康について考える良いきっかけになりました。結石は「命に関わる病気ではない」と言われても、あの激痛を考えると避けられるなら絶対に避けたいですよね。
水分補給や食生活、適度な運動など、少しの意識で結石のリスクは減らせます。私たち家族もこれから生活習慣を見直し、予防に努めていきます!皆さんも、「まだ大丈夫」と思わず、日々の生活の中で結石予防を心がけてみてくださいね。
健康は何よりの財産。結石を作らない生活、今日から始めましょう!