
パート薬剤師の時給って、実際どれくらいなんだろう?求人サイトを見ても幅がありすぎて、自分の時給が高いのか低いのか分からなくて・・・

結論から言うと、パート薬剤師の時給相場は2,000〜2,500円が中心だよ。ただし働き方やエリアによって、1,800円台から4,000円近くまで幅があるから、働き方別に整理するね
私自身、転職7回を経験した週5×32時間パート勤務のママ薬剤師です。これまでの実体験と求人情報をもとに、働き方別のリアルな時給相場をまとめました。
この記事でわかること
- 調剤薬局・ドラッグストア・病院・派遣それぞれの時給相場
- 時給に差が出るポイント
- 時給を上げるためにできること
パート薬剤師の時給相場【働き方別】

パート薬剤師の時給は、働く場所によって傾向が異なります。代表的な3つの職場に分けて紹介します。
※以下の数字はあくまで目安です。地域や条件によって異なります。
なお、最低賃金の引き上げが続いている影響もあり、全部の職場ではありませんが、パートの時給はだんだん上がってきています。私の肌感覚でも、少し前より高い時給の求人を見かけることが増えました。
| 職場 | 時給の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 調剤薬局 | 2,000〜2,500円 | パート求人が最も多い。処方箋枚数が多い店舗ほど高め |
| ドラッグストア | 2,000〜2,800円 | 幅が広い。調剤併設型は高めのことも。OTC対応やレジ業務が入る場合あり |
| 病院 | 1,800〜3,000円 | 都市部は低め・地方は高めと幅が大きい。病棟業務の経験が積める。求人数は少なめ |
| 派遣 | 2,500〜3,000円 | 時給は高め。地方や人手不足エリアでは4,000円クラスの求人も。契約期間が決まっている働き方 |
調剤薬局(2,000〜2,500円が目安)
パート薬剤師の求人で最も多いのが調剤薬局です。門前薬局か面薬局かによっても変わります。処方箋枚数が多い店舗ほど、時給が高めに設定される傾向があります。
ドラッグストア(2,000〜2,800円、店舗による)
調剤併設型のドラッグストアでは、比較的高めの時給が出ることもあります。ただし、OTC対応やレジ業務が入る場合もあります。「調剤だけやりたい」という方は、業務内容を事前に確認しておくと安心です。土日勤務ができると、さらに時給が上がるケースもあるようです。
病院(求人は少なめ、幅が大きい)
都市部では調剤薬局やドラッグストアと比べてやや低めの傾向がありますが、地方では時給3,000円前後の求人が出ることもあります(2026年7月にハローワークの求人検索で確認しました)。一方で、病棟業務の経験が積めるというメリットもあります。キャリアを考えて、あえて病院を選ぶ方もいると聞きます。求人数自体が少ないので、見つけたら早めにチェックするのがおすすめです。
派遣(2,500〜3,000円、時給は高め)
私自身は派遣で働いた経験がないので、求人情報を確認した範囲の話になりますが、派遣はパートより時給が高めに設定されていることが多く、相場は2,500〜3,000円ほどです。地方や人手不足のエリアでは、4,000円クラスの求人を見かけることもあります。
そのぶん契約期間が決まっているなど、パートとは仕組みが違う働き方です。派遣の求人が多い転職サイトは転職7回のママ薬剤師が使ってよかったパート転職サイトと選び方の中で紹介しています。
時給に差が出るポイント

- ①エリア。都市部は求人が多い分やや低め。地方や人手不足エリアでは時給3,000円以上の求人もあると言われる
- ②経験年数。経験が長いほど時給交渉がしやすい。ブランクがあっても調剤経験があれば評価されることが多い
- ③管理薬剤師かどうか。時給そのものが上がるというより、管理薬剤師の手当が別につく形が多い
- ④一人薬剤師の店舗かどうか。薬剤師が自分1人だけの店舗は、時給が高めに設定されていることが多い。ただし、休んだときにヘルプの薬剤師が来てくれる体制かどうかは、応募前にしっかり確認が必要
- ⑤曜日・時間帯。土日祝や夕方以降は時給が上乗せされることがある
わが家の場合、土曜日に入れる月は手取りが少し増えるので助かっています。
時給を上げるには?

「今の時給、もう少し上がらないかな」と思ったときにできることを紹介します。
- まずはハローワークで相場を見ておく。地域によって時給はかなり違うので、自分のエリアのおおよその相場を把握する
- 転職サイトでも相場を確認する。ハローワークに載っていない非公開求人もある
- 複数のサイトで比較する。2〜3サイトに登録して比較すると相場感がつかみやすい
- 条件交渉はエージェント経由が楽。自分で「時給を上げてほしい」と言うのはハードルが高い
私も3回目の転職でエージェントを使ったときは、時給300円アップの提案をもらえました。直接言いにくいことをプロに任せられるのは、大きなメリットだと感じています。
少し先を見るなら認定薬剤師もおすすめ
すぐに時給が上がる話ではありませんが、認定薬剤師の取得もおすすめです。かかりつけ薬剤師になるために必須の資格で、持っていると採用されやすくなると感じています。時給が上がるかどうかは会社次第です。
かかりつけ薬剤師になれる条件は、今後少しずつ緩和されていくことも予想されます。早めに取っておいて損はないと私は見ています。
単位は、私もMPラーニングというオンラインのeラーニングで取っています。隙間時間に携帯で講義を聞けるので、研修会になかなか出られない忙しいママでも続けやすい方法です。今の治療や服薬指導のことも学べるので、ブランクがあっても仕事を再開するハードルが下がると思います。
MPラーニングは有料ですが、働いている人は会社が費用を負担してくれることが多いです。課金に抵抗がある人は、NHKのきょうの健康で今の医療の話題に触れておくのもいいと思います。
扶養内で働くなら時給いくらがライン?

扶養内で働きたいママ薬剤師にとって、時給と年収の関係は重要です。
いちばんの目安になるのは、社会保険の扶養から外れる「130万円の壁」です。時給2,000円で計算すると年間650時間、週12〜13時間程度が上限の目安になります。交通費の扱いなどで変わるので、あくまで概算として考えてください。
ただし、このラインは勤め先の規模で変わります。従業員51人以上の会社では、週20時間以上・月収8.8万円以上などの条件で自分が社会保険に入ることになります(いわゆる106万円の壁)。さらに2026年10月からは月収の条件がなくなり、週20時間以上が加入のラインになります。大手のチェーン薬局やドラッグストアで働く場合は、130万円より手前で扶養から外れることが多いので、勤め先の従業員数も確認してみてください。
税金のほうの壁(いわゆる103万円の壁など)は、2025〜2026年の税制改正で大きく変わりました。最新の数字や、扶養を出るかどうかの考え方は扶養内と扶養超えどっちが得?で詳しくまとめています。
わが家の場合、最初は130万円以内に収めていました。子どもが大きくなってからは扶養を外れて、しっかり働くスタイルに切り替えています。
まとめ
転職サイトに登録するだけでも、今の自分の市場価値が見えてきます。気になる方は、転職7回のママ薬剤師が使ってよかった転職サイトもあわせてチェックしてみてください。


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